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環境マーケットレポート
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最新レポート

排出枠価格はロシアがウクライナのガス貯蔵施設を攻撃したことで週明けに上昇し、エネルギー・コンプレックスも全般的に上昇基調だったものの、最終的にはほぼ不変。

EUAは直近2ヵ月の最高値を記録したものの、全体的に弱気のファンダメンタルズを受けて上昇基調を維持できず。イースターとUKAのオークションにより、次週のEUAの供給量は減少の見通し。Redshaw社の見通し:横ばい

  • EUAの終値は前週比43セント増の61.93ユーロ。取引レンジは3.54ユーロに縮小(前週は4.09ユーロ)EUAは電力・ガス価格の上昇を受けて月曜に強く反発。これで上昇基調に転じ、火曜の取引開始早々に直近2ヵ月の最高値となる65.78ユーロまで上昇。しかし、その後は取引が低調となり、ファンダメンタルズが再び弱気に転じたことで月曜の上昇分は徐々に消失。日中平均ボラティリティは2.11ユーロに低下(前週は2.12ユーロ)。
  • 日中平均ボラティリティは2.11ユーロに低下(前週は2.12ユーロ)。

ボランタリー炭素市場 アウトルック 1月・2月合併号


2月は無効化量が発行量を下回るも全体としては上げ基調


    知っておくべきこと

  1. 年初来の無効化量は直近5年の平均超え。
  2. 欧州議会が「消費者のエンパワーメントに関する指令」をもとに「誤解を招く」カーボンニュートラルの主張を禁止してオフセット問題に対応。
  3. 欧州委員会が炭素除去認証枠組(CRCF)に関する暫定合意を発表。
  4. カリフォルニア大学バークレー校の研究者が調理用コンロによるカーボン・オフセットを対象としたベストプラクティスのガイドラインを発表。
  5. ボランタリー炭素市場インテグリティ協議会が高信頼性コア炭素原則の遵守に向けた100以上の方法論の評価を開始。
おことわり:チーム再編にともない、今月号は1月と2月のVCMの状況をまとめて報告します。

EUAは4週連続で上昇するも投機的ショートポジションの減少でスクイーズの可能性は低下;UKAは強気と弱気が相半ばする中で横ばい続くも直近8週間の最高値をつける勢い

ショートカバーとエネルギー安全保障上の懸念が短期的には価格決定の鍵。イースターでオークションによる供給は今後2週間中断。天気は再び平年並み。風は弱め。Redshaw社の見通し:横ばいから強含み

  • EUAの終値は前週比2.12ユーロ増の61.50ユーロ。取引レンジは4.09ユーロに縮小(前週は5.23ユーロ)。EUAはヨーロッパのガス貯蔵量の増加を受けて堅調にスタート。火曜に62.89ユーロの高値をつけた。しかし、62.80ユーロのレジスタンスレベルを突破することはなく、その後2日間下落し、木曜に58.80ユーロ(週最安値)となった。一方、ウクライナ全土のエネルギー・インフラが攻撃されたことで金曜に反発。週半ばの下落をほぼ相殺し、最終的には前週比3.6%増で引けた。
  • 日中平均ボラティリティは2.52ユーロから2.12ユーロに低下。

EUAの上昇基調続くも投機的ネットショートポジションが縮小してスクイーズの可能性は低下;UKAは8週連続で横ばいイギリスとヨーロッパの大半で春の訪れ

ショートスクイーズで強気のモメンタム高まり、EUAは3週連続で上昇。ヨーロッパ全土は引き続き温暖な天気。注目のEUAオークションは水曜に開催Redshaw社の見通し:横ばい

  • EUAの終値は前週比87セント増の59.38ユーロ。取引レンジは5.23ユーロに縮小(前週は9.38ユーロ)。弱気のモメンタムで週がスタートし、月曜に4.1%減。その後、価格は上下に変動。水曜に週最安値の55.87ユーロまで下落したが、木曜に強く反発し、58.80ユーロまで回復。そのまま強気のモメンタムは金曜も持続し、水曜の下落を相殺。最終的に1.5%増で引けた。
  • 日中平均ボラティリティは3.99ユーロから2.66ユーロに低下。

ショートスクイーズの加速でEUAの1日出来高は直近2年の最高額。一方、UKAは一定の値幅で変動。

2週連続で上昇し後、先週末にショートスクイーズ終了の兆候;ヨーロッパ全土で温暖な天気が続き、グリーン電力量は低下の見通しRedshaw社の見通し:横ばい

  • EUAの終値は前週比3.9%増の58.51ユーロ。取引レンジは9.38ユーロに拡大(前週は7.33ユーロ)。週明けに大きな値動き;前週の急落から回復し、月曜の取引レンジは4.38ユーロとなり、高値で引けた。火曜は終日強く反発し、取引量が急増。一時的に62.80ユーロの値を付けたところで売り圧力が再発し、水曜に突如終了。その後、60ユーロを上回ったところで売り意欲が高まり、売り方が市場を押し下げた。
  • 日中平均ボラティリティは再び3.99ユーロに上昇(前週は2.92ユーロ)。

エネルギー市場が反発し、投機家がショートポジションをカバーしたことでEUAに2023年12月以来の実質上方修正

引き続き、大きなショートスクイーズのリスク。ヨーロッパの大半は温暖となる見込み。Redshaw社の見通し:横ばいから弱含み

  • EUAの終値は前週比7.2%増の56.31ユーロ。取引レンジは7.33ユーロに拡大(前週は6.03ユーロ)。月曜に回復に向けた下地が整い、直近31ヵ月の最安値から54.55ユーロまで上昇。その勢いは火曜と水曜にも持続し、58.88ユーロに到達。しかし、木曜には強気センチメントが失速し、週末に56.31ユーロまで下落。
  • 日中平均ボラティリティは再び2.92ユーロに上昇(前週は2.66ユーロ)。

温暖な天気が続く中、エネルギー市場とEUA価格は過去数年で最低の水準に下落。一方、オークション後にUKA価格は安定

弱気配が続いてEUAは2021年7月以来の水準に下落;平年を最大で5℃上回る気温で電力需要は短期的には低迷;3月の南ヨーロッパは概ね温暖。しかし他の地域では中旬に気温が低下する見込み。Redshaw社の見通し:弱含み

  • EUAの終値は前週比 8.1%減の52.51ユーロ。取引レンジは6.03ユーロにほぼ倍増(前週は3.64ユーロ)。月曜に価格が大きく変動し、下向きのテクニカルなブレイクアウトが発生して弱気配に。1セッションで57.11ユーロから52.90まで下落。火曜と水曜にやや持ち直し、55.07ユーロの値を付けたが、上昇傾向は持続せず。続いて木曜と金曜には弱気が支配し、直近31ヵ月の最安値となる51.08ユーロまで下落。
  • 日中平均ボラティリティは前週の2.33ユーロから2.66ユーロに微増。

季節的な電力需要の低下と投機売りが続く中で炭素・エネルギー市場は大きく後退。

2月末まで温暖が天気が続く見通し。発電のスプレッドは引き続きマイナス。Redshaw社の見通し:弱含み

  • EUAの終値は前週比2.9%減の57.11ユーロ。取引レンジは3.64ユーロに大きく縮小(前週は6.25ユーロ)。週明けに55ユーロのサポートレベルまで急落。その後買い意欲が高まり、ガス価格が安定したため、やや回復。しかし、金曜のセッションで弱気が優勢となり、全般的に弱気配で推移。
  • 日中平均ボラティリティは前週の2.11ユーロから2.33ユーロに微増。

平年を上回る気温で電力需要が低下する中、炭素・エネルギー市場は大きく後退。

温暖な天気が続き、投機家がショートポジションを積み増してガス市場が低迷。並行してEUA市場で売り圧力が再び上昇。Redshaw社の見通し:弱含み

  • EUAの終値は前週比7.4%減の58.80ユーロ。取引レンジは6.25ユーロに拡大(前週は3.92ユーロ)。週前半3日間は62~64ユーロの値幅での取引。しかし木曜に弱気の勢いが増し、狭まる値幅を下回ってブレイクアウト。その後、直近23ヵ月の最安値となる58.20ユーロまで下落し、週後半2日間は売りが強まった。
  • 日中平均ボラティリティは2.11ユーロに低下(前週は2.57ユーロ)。

LNG供給停止のニュースを受けて排出枠・エネルギー市場が反発、今後は気温も風力発電量も低下の見通し。

ガス・電力とともにEUAの価格も安定。しかし値動きは直近の範囲内。中央ヨーロッパと北欧に再び寒波。投機家の動きが鈍化。Redshaw社の見通し:横ばい

  • EUAの終値は前週比0.6%増の63.50ユーロ。取引レンジは3.92ユーロに縮小(前週は5.57ユーロ)。EUA価格に方向性なし。弱気・強気、いずれも優勢とはならず、61.23~65.15ユーロの範囲で保ち合い。火曜と水曜にやや上昇するも、木曜はほぼ全面的に反転。金曜は値動きが前日の範囲に収まり、インサイドデイとなった。
  • 日中平均ボラティリティは2.57ユーロに低下(前週は2.84ユーロ)。

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